百年建築への取り組み

2019.06.06

南條設計室が2012年から取り組んできた築49年(2019年現在)の共同住宅「シャトレ恵比寿」の耐震補強工事と一部の住戸改装工事が終了し「百年建築」として生まれ変わりました。
当初は建替が期待されて調査がスタートしたのですが、五年間に及ぶ理事会の合意形成をお手伝いし、2017年に耐震補強工事着工、住宅と1〜2階の店舗(家具店)の居ながら工事を成し遂げ、竣工を迎えました。
南條設計室はこのようなリノベーション工事に積極的に関わっております。管理組合理事会への技術的アドバイスを続け、耐震補強工事を含め、共用部改修と専用部インテリア改修を通して、古い建造物の保全再生と高企画化やデザインのグレードアップに取り組んでおります。